JSM クライアントを開始するには、Java Service Manager への接続を開く要求を送信します。JSM クライアントが LANSA ファンクションの場合、JSM_OPEN 組み込み関数を使用して接続を開きます。Java Service Manager は、サーバーで新しいスレッドを開始します。各 JSM クライアントには、Java Service Manager で管理される個別のスレッドがあります。
JSM クライアントは、LANSA ファンクションまたは RPG プログラムです。JSMDirect を使用する場合、クライアントから HTTP 要求を使用して CGI プログラムから LANSA ファンクションを呼び出すことができます。JSMDirect により、インターネット上でファンクションを実行して、双方向 XML などのアプリケーションをサポートできます。実行する LANSA ファンクションは、IBM i の DC@W29 ファイル、または Windows、UNIX、Linux 上の dc_w29.txt ファイルで定義されます。JSMDirect は、データ・ストリームの読み込みと書き込みを自動で行います
スレッドが開始されると、JSM クライアントは一連のコマンドを発行して、特定のサービス・クラスをロードまたはアンロードできます。一度にロードできるサービス・クラスは1つだけです。組み込み関数 JSM_COMMAND は、ロードされたサービスで特定のコマンドを実行する場合も使用できます。例えば、FTPService をロードした場合、コマンドを使用して FTP サーバーにログイン (LOGIN) したり、ファイルの取得 (GET) や転送 (PUT) を行うことができます。Java Service Manager は、サービスで使用される Java クラスと対話しながら、必要な FTP 操作を実行します。
JSM クライアントが終了すると、クライアントは接続を閉じる要求を送信します。組み込み関数 JSM_CLOSE を使用して接続を終了します。
IBM i の場合、Java Service Manager は JSM サブシステム内のジョブとして実行されます。複数のJSMインスタンスが実行でき、各 JSM インスタンスには、独自の Java 仮想マシンがあります。Java Service Manager は JSM サブシステムで実行され、JSM クライアントからのサービス要求を待ちます。
Windowsの場合、JSM アドミニストレータ・サービスのスタートアップ タイプを \[自動\] に設定すると、システム起動時に Microsoft サービス コントロール マネージャーによってサービスが自動的に開始されます。\[手動\] に設定した場合、Microsoft サービス・コントロール・マネージャーを使って JSM アドミニストレータを開始する必要があります。JSM アドミニストレータは、Java 仮想マシンを開始し、Java Service Manager を起動します。 起動されると、JSM アドミニストレータは、JSM クライアントからのサービス要求を待ちます。
Linux の場合、JSM アドミニストレータは strjsm プログラムで開始されます。このプログラムは、Java 仮想マシンを開始して Java Service Manager を起動します。その後、Java Service Manager は、JSM クライアントからのサービス要求を待ちます。