開発者個人のデータベース (IBM i スレーブ) ではなく、クライアント・モデルを採用する決断を下す場合、前述の長所と短所を除いた制約として、クライアント PC とサーバー PC のハードウェア仕様が大きな影響を与えます。サーバー仕様が低いと、ネットワーク・クライアントのパフォーマンスに大きな影響を与える可能性があります。
一方でパワフルなサーバーが使用できる場合は、ネットワーク・クライアント・モデルが可能となります。
更に IBM i スレーブが他と異なるのは、リポジトリが共有される点です。ですから他の開発者の変更が、直ちに作業環境に反映されます。これは必要な更新の場合もあるでしょうし、バグ修正の場合もあるでしょう。IBM i スレーブを使用することで、更なる制御が可能になります。そして、VCS マスターの独立ワークステーションを利用することで、この制御を更に強力にすることができます。

長所
短所
長所
短所
注:複数のクライアント・システムによりデータベースが共有されます。ですから、マスター・システムを使用している時のように、作成される余剰データベースによるメリットは期待できません。ある PC のデータベースが消失した場合、前回のチェックイン以降のすべての開発者の変更が失われます。ですから、クライント・モデルを使用する際は、PC データベースに対するしっかりした バックアップ対策を立てる必要があります。 |