ユーザー・エージェントには、各種プロトコル、ファイル形式、文字エンコーディングを使用してJSMアプリケーションと通信するためのオプションが多数用意されています。ただし、ユーザー・エージェントがエンド・ユーザーに提供される場合でも、エンド・ユーザーはこうしたオプションのわずかなサブセットしか使用できません。このようなオプションは、ほとんどの場合、すべてのユーザーに対して同様であり、アプリケーション自体が変更した場合のみ変わります。
カスタム作成ユーザー・エージェント・アプリケーションでは、これらのオプションは非表示になっており、エンド・ユーザーはデスクトップ・アイコンをクリックして、アップロードするファイルを選択するだけでアプリケーションに接続できます。
このためには、以下の項目を用意する必要があります。
多くの場合、構成ファイルではsource.openディレクティブを使用します。このオプションは、構成ファイルを開いた後にソース・ファイルを検索する方法を指定します。
ユーザーが有効なソース・ファイルを選択できるようにするには、以下を使用します。
source.open=*prompt
この場合、ソース・ファイルを選択するファイル・ダイアログがすぐに表示されます。ソース・ファイルにorder.xmlなどの固定の名前がある場合は以下を使用します。
source.open=order.xml
この場合、ユーザー・エージェントによって該当ファイルが選択されます。プロンプトは表示されません。
以下の行を含めることもできます。
source.send=*prompt
この場合、ユーザーがファイル・ダイアログでファイルを選択した直後に、このファイルを ([ファイル] メニューから [送信]を選択せずに) 送信するかどうかの確認を求められます。もしくは、以下を使用します。
source.send=*noprompt
この場合、ユーザーへの確認なしでファイルが送信されます。
例えば、注文を CSV ファイルで受信し、受領書を XML で返す (いずれも UTF-8 エンコード) アプリケーションがあったとして、ユーザーがアップロードするすべての CSV ファイルを選択できるようにしたいとします。この場合、次のような構成ファイルを最初に作成します。
## LANSA Integrator ホスト情報。MyCompany 発注アプリケーション## データ・タイプと文字セット#xml=application/xml; charset=utf-8csv=application/comma-separated-values; charset=utf-8## ソース#source.open=*promptsource.send=*promptsource.filter.extension=csvsource.filter.description=All Sourcessource.chooser.description=Comma Separated Values## 応答#response.filter.extension= xmlresponse.filter.description=All Responsesresponse.chooser.description=XML Documents## 転送#name=MyCompany Pty Ltdhost=http://www.mycompany.com:80#csv.uri=/cgi-bin/jsmdirect?ordercsv
この例では、該当ファイルは mycompany.lih となります。
次に、ユーザー・エージェントを実行するショートカットを作成します。インストール・ディレクトリを開始するように構成されたショートカットを使用する場合、そのショートカットには以下のようなコマンド行があります。
javaw –Djava.ext.dirs=.\lib\ext com.lansa.jsf.useragent.JSFUserAgent mycompany.lih
これらのファイルを配布用にパッケージする場合の詳細については、「8.6.2 インストールに必要なもの」を参照してください。