同一のLANSA システム上に2つのリスナーが必要になった場合( 省略値プラス追加のリスナー) 、2番目の構成を作成する必要があります。

2番目のリスナーが必要な理由として、例えば顧客によっては暗号化されたポートに接続する場合もあれば、暗号化されていないポートに接続する場合もあると思います。

2つのリスナーが確実に必要になった場合は、6.1.2 追加のリスナーのアップグレードに書かれてある通り、手動で追加のリスナーをアップグレードする必要があります。

同一のLANSA システム上に2つのリスナーを持つには以下の手順に従って下さい。:

  1. 2番目のリスナーの構成オブジェクトを保管するための新しい構成ライブラリを作成してください。 (例: NEWCFGLIB)

  2. 新しい構成ライブラリにデータ域LCOA01のコピーを作成してください。

  3. 次のコマンドを実行してください。 (出荷時のLANSA プログラムライブラリにあります。):
            LCOAINST REQUEST(INSTALL) LIB(PPPPPPPPPP)
    PPPPPPPPPP は新しい構成ライブラリの名前です。(例えば NEWCFGLIBなど)

  4. エンターキーを一度押すと、追加のコマンドパラメータのプロントが出ます。


    以下の必須パラメータを入力します。

    Owner of route table:

    LANSA 通信ルートテーブルのオーナー

    IFS path for route table:

    ルートテーブルの IFS パス

    Port Number:

    追加リスナーの TCP ポート

    Program Library:

    LANSA システムのプログラム・ライブラリ (新しい構成のライブラリと異なるものでなければいけません。)

    プロンプトの値が正しければ、エンターキーを一度押して下さい。LANSA システムをインストールもしくはアップグレードした後にLANSA 構成を変更している場合は、最新の値を入力してからエンターキーを押して下さい。このコマンドで省略値のつけられた新しいテーブルが作成されます。

  5. 新しい構成ライブラリを現在実行しているジョブの現ライブラリ同様に設定します。これにはi5/OS コマンド CHGCURLIB を利用します。

  6. LANSA 通信記述(構成項目COMMS_DEFINITIONSなど) を編集します。画面の下のメッセージにどの構成オブジェクトが変更されているかが表示されます。ロックされている構成オブジェクトが新しい構成ライブラリからのものであることを確認して下さい。

  7. ジョブセッション名の接頭辞を変更します。これは必須ではありませんが、例えばどのリスナーから開始されたジョブセッションなのかを見分けやすくなります。

  8. ジョブセッションのユーザー待ち行列を変更します。この名前は同じマシン上の他のリスナーに使用されていない固有の名前でないといけません。

  9. 新しい構成ライブラリが現ライブラリになるよう、2番目のリスナーが実行されるユーザープロファイルを変更して下さい。こうすることによってLANSA 通信エクステンションの構成がLANSAプログラムライブラリからではなく、新しい構成ライブラリから取り出されるのを確実にできます。

  10. 2番目のリスナーに接続しているユーザープロファイルも現ライブラリと同様、新しい構成ライブラリを持っている必要があります。

  11. 2番目のリスナージョブを提出して下さい。SBMJOB のUSER パラメータを使って上記の手順9で作成したユーザープロファイルを指名して下さい。