WAMの開発に取りかかる前に、テクノロジ・サービスが何であるか、また、それがどのようにWAM開発に影響を与えるかを理解することが大切です。
テクノロジ・サービスはWAMのプレゼンテーション層もしくはWebデザインに適用されます。これにより、共通のビジネス・ロジック(RDMLX)をいろいろなタイプのクライアント上に存在させることができます。これは、重要なコンセプトです。テクノロジ・サービスによって、1つのWAMのRDMLXを複数のテクノロジ形式で複数のデバイスに「表示」することが可能になり、アプリケーション・ロジックとプレゼンテーション・テクノロジを分離できるからです。
そのため、基本的にテクノロジ・サービスでは、Webroutineのプレゼンテーション出力を定義します。
どのテクノロジ・サービスを使用するかは、ウェブ・ソリューションをどのように配布したいかにより異なります。
一番よく使用される2つのテクノロジ・サービスはVisual LANSAとともに出荷されており、WAMのプレゼンテーション層をサポートします。これは、標準のウェブ・ブラウザ・インターフェースをサポートするXHTML (eXtensible Hypertext Markup Language:拡張可能ハイパーテキスト・マークアップ言語)、及び、モバイル・デバイスのためにデザインされたJQMOBILE (JQuery Mobile) です。
XHTMLまたはJQMOBILE以外のフォーマットでウェブ・アプリケーションを表示したい場合は、これをサポートする独自のテクノロジ・サービスを作成する必要があります。
追加のテクノロジ・サービスを定義することができます。ただし、実行及び結果のXSLについてはすべて自己責任になります。
テクノロジ・サービスはLANSAエディタで定義されます。新しいテクノロジ・サービスを作成するには、ツールバーの[作成]ボタンを使用して、[テクノロジ・サービス]を選択してください。そして新しいテクノロジ・サービスの詳細を入力します。
新しいテクノロジ・サービスをサポートするために、独自のXSLスタイルシート・テンプレートのドキュメントを作成する必要があります。これらのドキュメントは、LANSAのディレクトリ ...\X_WIN95\X_LANSA\web\tsp に保存してください。これらのテンプレートは、Webroutineの初期XSL表示を生成するために使用されます。
独自のテクノロジ・サービスの作成についての詳細は、「テクノロジ・サービス」を参照してください。
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新しいWebroutineを作成する際に、既存のテクノロジ・サービスに対してXSLを生成するかどうかのオプションが選択できます。完成したウェブ・アプリケーションをデスクトップのWebブラウザ上のみで実行する場合は、JQMOBILEテクノロジ・サービスは選択しないでください。
その後の段階で異なるテクノロジ・サービスのXSLを生成したくなった場合は、Webroutineデザイン・グリフを右クリックして[XSLの生成]を選択し、必要なテクノロジ・サービス・プロバイダを選択することで可能になります。

LANSAエディターのデフォルトのテクノロジ・サービスはXHTMLです。LANSAエディターの[ウェブ]メニューを使用して、JQMOBILEデザイン(生成済の場合)や作成した他のテクノロジ・サービス、およびこれに付随して生成されたウェブ・デザインを確認することができます。