LANSAはリポジトリを基盤とし、4GL でプログラムを記述する方式なので、開発環境をいたずらに複雑にすることなく、階層アーキテクチャの長所を活かせるようになっています。1 つの 1.4 LANSA RDML プログラムで、さまざまなプラットフォームで実行できる、各種言語のプログラムが生成できます。一方、1.3 LANSAのリポジトリには業務処理の根幹を成す情報が集中管理されており、共有や再利用が可能で、データベース間の移動も容易です。
LANSAアプリケーションの構築にあたっては、次のような特徴を頭に入れておくとよいでしょう。
特定のプラットフォームに依存しないアプリケーション・アーキテクチャ
- 特定のプラットフォームやオペレーティング・システムを前提とせずにプログラムを記述できるので、さまざまな環境で実行可能です。
- スタンドアローン環境ばかりでなく、さまざまな機種が混在した環境にも、同じアプリケーションを容易に配備し、運用できます。
アプリケーション定義の集中管理
- 業務処理に関するデータや規則は集中管理されているため、保守も容易です。
- リポジトリを使って、アプリケーション処理/定義の根幹部分を共有、再利用できます。
可搬性の高いデータベース・アーキテクチャ
- データベースをじかに操作するのではなく、リポジトリとして扱う方式なので、LANSA アプリケーションが特定のデータベース管理システムに依存することはありません。
- 可搬性が高く、さまざまなデータベース管理システム上で動作します。
- ストアド・プロシージャやトリガー・プログラムは、特定のプラットフォームに依存しない4GLで記述するようになっているので、他の環境にもそのまま移行できます。
LANSAは統合ソリューションですので、この製品の使い方や開発技術にひと通り習熟するだけで、さまざまなプラットフォーム・ホストやクライアント/サーバーに対応できます。1.2.7 アーキテクチャとしてのLANSAを理解することが重要な鍵となります。
次のトピックも参照してください。
1.2.4 従来型のアプリケーション・アーキテクチャ
1.2.5 階層型アプリケーション・アーキテクチャ