LANSA Integrator のインストール後、デフォルトのインスタンスが「9.3 タスク: JSMクライアントのデフォルト・サーバーの指定」に説明されている通り、適切なものであるかを確認してください。
始めに
Windows 上で JSM サーバーを構成する前に、以下の要件を確認してください。
- JSM サーバー・ソフトウェアはインストールされていますか?
- ライセンスが記録、または更新されていますか?
- LANSA Integrator のインストールで使用される選択ディレクトリの構造が分かっていますか?
- JSM サーバーの IP アドレスが分かりますか?
- JRE 1.4 または、それ以降のバージョンがインストールされていますか?
LANSA Integrator は、コンピュータに Java ランタイム環境 (JRE) またはJava 開発キット (JDK) がインストールされていなくてもインストールすることができます。ただし、LANSA Integratorを実行するには、適切なJREがインストールされている必要があります。
ステップ 1. JSM アドミニストレータとログ・ファイル
JSMアドミニストレータがインストールされていることを確認します。Microsoft サービス・コントロール・マネージャーにエントリーが表示されているはずです。JSM アドミニストレータの詳細については、『LANSA Integrator ガイド』を参照してください。
JSM アドミニストレータ・サービスの起動タイプを [自動] に設定した場合、システム起動時にこのサービスが Microsoft サービス・コントロール・マネージャーによって自動的に開始されます。[手動] に設定した場合、Microsoft サービス・コントロール・マネージャーを使って JSM アドミニストレータを開始する必要があります。JSMアドミニストレータは、Java仮想マシンを開始し、Javaサービス・マネージャを起動します。インストールによって自動的にJSMアドミニストレータが開始されます。そのJSMアドミニストレータによって、アップグレード・プロセスが実行されます。その後、JSMアドミニストレータは終了します。
ログ・ファイルは、JSMインスタンス・ディレクトリ (…\Integrator\JSMInstance) に生成されます。ログ・ファイルは、STDOUT.TXTとSTDERR.TXTです。このファイルは、トレースにも使用されます。
JSMサーバーを使用する前にログ・ファイルを確認します。このファイルは、プロパティ・ファイルに必要な更新に関する情報を含んでいる場合があります。
JSMアドミニストレータを再度開始すると、正常に開始されます。
ステップ 2. JSMDirect
WebサーバーのCGI-BIN対応のディレクトリに JSMDirect がインストールされていることを確認します。
IISがターゲットPCにインストールされている場合、ソフトウェアのインストール/アップグレードによって、JSMCGIフォルダーをCGI-BIN対応にするために自動的にIISが構成されます。JSMCGIフォルダーは、JSMDirect.exeがインストールされている場所です。
IISがインストールされていない場合、手動でWebサーバーを構成する必要があります。
次に、JSMDirect.exe CGIプログラムを実行するためのWindowsログオンを手動で指定する必要があります。デフォルトでは、IIS は、デフォルトの Windows ログオン IUSR_<マシン名> を使用して、CGI プログラムを実行します。通常、デフォルトのWindowsログオンには、LANSAインストール・ディレクトリにアクセスできる権限がありません。このため、LANSAアプリケーションを適切に実行することができません。
Windowsのログオンを特定するには:
1. インターネット サービス マネージャーを開始します。
2. 仮想ディレクトリ cgi-bin を参照し、仮想ディレクトリにあるファイル jsmdirect.exe で右クリックして、メニュー項目 [プロパティ] を選択すると、[jsmdirect.exe のプロパティ] ダイアログが開きます。
3. [ファイル・セキュリティ] タブを選択し、[匿名アクセスおよび認証コントロール] というフレーム内の [編集] ボタンをクリックすると、[認証方法] ダイアログが開きます。
4. [匿名アクセス] オプションにチェックマークを入れ (選択)、[匿名アクセスで使用するアカウント] ラベルの隣にある [編集] ボタンをクリックすると、[匿名ユーザーアカウント] ダイアログ・ボックスが開きます。
5. [IIS制御パスワード許可オプション] のチェックマークを外します (非選択)。これは、ワークステーションに存在しない Windows ログオン・ユーザー名を指定する場合は重要です。その後、LANSA アプリケーションを実行する際に使用するユーザー・プロファイルの Windows ログオン・ユーザー名とパスワードを指定します。パスワードの大文字小文字はWindowsユーザー管理に入力したパスワードの大文字小文字と一致する必要があります。ワークステーションがWindowsドメインに属しており、Windowsユーザーが(ワークステーション上で)ドメインとローカルの両方に存在している場合、ドメイン・ユーザーのログオンが優先しますので注意してください。
6. [OK] をクリックして、開いているダイアログをすべて閉じます。
注: Windowsのバージョンにより、対応する管理プログラムは上記とは異なる場合があります。何か疑問が発生した場合には、お使いのWindowsオペレーティング・システムの資料を確認してください。
LANSAアプリケーションを適切に実行するために、特定のWindowsログオンには、LANSAインストール・ディレクトリに対する最小限の読み取り/書き込みアクセス権限が必要です。詳細については、該当のマニュアルを参照してください。
JSMDirect.exe からログ・ファイルを取得する場合も、特定の Windows ログオンが必要です。詳細は、『LANSA Integrator ガイド』の「ログ・ファイル(Windows)」を参照してください。
x_lansa.pro に、エントリー USER=(JSM http 要求が与えられる LANSA ユーザー・プロファイル) もしくは PSTC=Y が存在することを確認してください。ファンクションを実行するためにJSMによって要求が受信されると、このLANSAユーザー・プロファイルのもとでジョブが実行されます。データベースの信頼された接続を利用中、もしくは、ODBC DSN にユーザー ID とパスワードが含まれている場合を除き、DBUS と PSWD のパラメータも提供します。
ステップ 3. JSMProxy
JSMProxyを使用している場合、WebサーバーのCGI-BIN対応のディレクトリにJSMProxyがインストールされていることを確認します。
IISがターゲットPCにインストールされている場合、インストール/アップグレードによって、JSMCGIフォルダーをCGI-BIN対応にするために自動的にIISが構成されます。JSMCGIフォルダーは、JSMProxy.exeがインストールされている場所です。
IISがインストールされていない場合、手動でWebサーバーを構成する必要があります。
「ステップ2. JSMDirect」と同様に、JSMProxy.exe CGIプログラムを実行するためのWindowsログオンを指定する必要があります。
「ステップ2. JSMDirect」と同じ手順が仮想ディレクトリ"cgi-bin"にあるCGIプログラムjsmproxy.exeに適用されます。
JSMProxy.exeからログ・ファイルを取得する場合も特定のWindowsログオンが必要です。詳細については、「ログ・ファイル (Windows)」を参照してください。
ステップ 4. プロパティ・ファイルを探す
デフォルトのインストール・ディレクトリを使用した場合、サーバー上には以下のディレクトリ構造がインストールされています。
<ドライブ名>:\Program Files\LANSA\Integrator\JSMInstance\…
JSM_INSTANCEディレクトリ内には複数のディレクトリがあり、そのディレクトリにはJSMサーバーの構成に使用されるファイルが入っています。以下のディレクトリの内容を理解しておくことをお勧めします。
<ドライブ名>:\Program Files\LANSA\Integrator\JSMInstance\properties
<ドライブ名>:\Program Files\LANSA\Integrator\JSMInstance\system
トレースを使用している場合、以下のディレクトリも見つける必要があります。
<ドライブ名>:\Program Files\LANSA\Integrator\JSMInstance\trace