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パッチはアプリケーションのバージョンまたはパッチをコピーして作成します。

コピーされたバージョンまたはパッチは、パッチ定義のベースになり、このパッチの "親" となります。このパッチの親のバージョン番号は、バーションとパッチのリストに表示されます。

配布ツールのメイン・ウィンドウのツリーでバージョンまたはパッチを右クリックし、[パッチの作成]オプションを選択すると、パッチが作成されます。

V14SP2 へのアップグレード後は、V14SP2 またはそれ以降のバージョンでビルドされたバージョンからのみ、新規パッチの生成が可能です。ですから、V14SP2 インストール後の最初の配布はパッチではなく、バージョンである必要があります。

パッチに含まれるオブジェクトは、以下のようにその親の違いがベースとなります。

  • パッチを累積したい場合は、親となるバージョンを選択して、すべての新規オブジェクトが追加されていることを確認します。これは、すべての変更とともに、このバージョンも含まれるからです。

  • パッチに前回のパッチからの変更のみを含みたい場合は、パッチ定義のベースとして前回のパッチを利用します。

パッチではファイル変更 (LANSA テーブルの変更のみでなく、オペレーティング・システム・ファイルの変更すべて) も提供します。またパッチには、親に LANSA 実行環境の変更が含まれている場合、その変更も含まれます。

[インポートのインストール] が選択された場合、以下の標準インポートとリポジトリ定義がパッチに含まれます。

標準インポート

Web リソース、Web ユーティリティ、標準ウェブレット、メッセージ、システム変数、テクノロジー・サービスが含まれます。これらのインポートは新規の LANSA リリース (GA、SP、EPC) では変更となる可能性があります。

標準インポートは関連するインポート・ファイルに適用された変更を確実にします。大きなアプリケーションの場合は、この作業に時間がかかる可能性があります。

リポジトリ定義

リポジトリのヘルプやリポジトリのセキュリティのためにリポジトリ定義の更新が必要な場合があります。 

WAM、ウェブレット、外部リソース・ファイルのインストール時、関連ファイルが直接公開されるので、変更があってもインポートの必要はありません。インポートが必要となるのは、外部リソース定義に変更があった場合のみです。この変更には、ファイル・パスの変更、MIMEのタイプ変更、ファイルのエンコーディング変更が含まれます。LANSA からはこの通知は行われません。自身で決定する必要があります。

パッチによって再適用が必要なものを制限するには、機能セット配布が利用できます。これは、LANSA 機能をインストールせず、LANSA 実行環境を含まないアプリケーションでアプリケーション・オブジェクトを分割します。ですから、パッチで標準インポートは何も適用されません。

リスクを軽減するには、アプリケーション・テーブルを別のアプリケーションとして配布すると、パッチで考慮する必要がないので便利です。詳細は、『Visual LANSA ユーザーガイド』の「外部リソースの [定義] タブ」を参照してください。

パッケージ・インストーラーは、親パッケージのファイル・バージョン以降の DLL または CTD を持つオブジェクトのみをインストールします。  これは、アプリケーション・テーブルの変更時は CTD がファイル・バージョン以降でなければいけないため、特に重要です (DLL のみのリコンパイルでは不十分です)。LANSA ランタイム・ファイルおよび追加機能に関連するファイルの変更はすべて、Microsoft の差分エンジンと Windows インストーラー経由で含まれます。

ランタイム変更を含むパッチにはアプリケーション変更を含まないことを強くお勧めします。これにより、誤った順序で実行してしまった場合に、取り消しがより容易になります。また、ランタイム変更はシステム・ファイル CTD の変更がある場合、アンインストールできません。


[アプリケーション]

パッケージを含めるアプリケーションです。この値は事前に入っており、変更できません。

[パッチ]


次のパッチ番号を入力します。以降にリリースされるパッチの番号の数は増えていかなければなりません。パッチ番号はそのベースとなるバージョンもしくはパッチに直接関係があります。例えばパッチ1.0.0.1 はバージョン1.0.0の最初のパッチです。推奨する命名の方法は以下のとおりです。

<メジャー・バージョン番号>.<マイナー・バージョン番号>.<ビルド番号>.<パッチ番号>

[記述]

記述を入力します。

[アンインストール可能]

パッチのアンインストールを許可します。アンインストール処理はパッチにより変更された実行可能なアーティファクトをロールバックして、プリケーション・テーブルに対するテーブル変更をロールバックします。システム・テーブルに対する変更はロールバックしません。テーブル・データ処理のオプションに対しては特別な注意が必要です。[データを除外]、[既存データを再ロード]のデフォルト・オプションを利用しない場合は、[アンインストール可能] のオプションを選択しない方がよいです。

[インポートのインストール]

LANSA 標準インポートおよびアプリケーションのオブジェクト定義をインストールします。

パッチがアンインストール可能な場合、関連のインポートはアンインストールできないため、[インポートのインストール] オプションは選択できません。

パッチの詳細を入力したら、[OK] を押してください。[パッケージ保守ウィンドウ] が開き、8.9 特別な処理のファイルとパッチに含めるオブジェクトが更新できるようになります。その他の設定は、コピーされた元のバージョンやパッチの値が反映されており、変更できません。

注: パッチの構築方法がバージョン 14SP2 で変更されました。現在はアプリケーションに含まれるすべてのファイルから成り、アプリケーションはここから作成されます。これにより、開発環境のインストールやビルド変更により、ファイルが 1 つでも変更されることがないよう、バージョンの状態がフリーズされます。パッチが作成されると、すべてのアプリケーション・ファイルによりもう 1 つのコピーが作成され、この 2 つのコピーの差がパッチに入れられます。ですから、バージョンを格納するためにより多くのディスク・スペースが必要となりますが、パッチには期待されているものがそのまま含まれます。

V14SP2 以前に生成されたバージョンの場合、必要以上の量のオブジェクトがパッチに含まれることがよく見受けられました。現在は変更された場合のみファイルが同梱されます。この例外として、JavaScript ランタイムでファイルが変更された場合、JavaScript ランタイム・ディレクトリが全体として含まれます。

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