3.5 コマンド
JSM サービスと通信する主な手段として、コマンド文字列を送信します。
コマンド文字列は、コマンド名とゼロ個以上のキーワードで構成されます。
COMMAND KEYWORD1(値) KEYWORD2(値)
コマンド文字列はJSMサービスで解析されます。
- コマンド名は大文字に変換されます。
- キーワードは大文字に変換されます。
- キーワード値の大文字/小文字は変更されません。
- キーワード値の先頭および末尾のブランクは削除されます。
- ブランクの値を含むキーワードは無視されます。
二重引用符を使用して、キーワードの値の特別処理が可能です。
値の先頭または末尾のブランクを維持する必要がある場合は、値を二重引用符で囲みます。
値が二重引用符で開始および終了する場合、二重引用符は削除されます。
キーワードの値内の開き括弧や閉じ括弧を保護するには、キーワードの値を二重引用符で囲みます。
値に二重引用符が含まれており、文字列全体が二重引用符で囲まれる場合、バックスラッシュで二重引用符をエスケープします。
キーワードの値 |
解析された値 |
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KEYWORD ( ) |
NULL |
キーワードは無視される |
KEYWORD ( "" ) |
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空 |
KEYWORD ( " " ) |
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スペース |
KEYWORD ( abc ) |
abc |
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KEYWORD ( "abc" ) |
abc |
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KEYWORD ( " abc" ) |
abc |
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KEYWORD ( ab"c ) |
ab"c |
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KEYWORD ( "ab\"c" ) |
ab"c |
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KEYWORD ( "a(b)c" ) |
a(b)c |
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KEYWORD ( "a(\"b\")c" ) |
a("b")c |
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コマンド文字列が SERVICE.TXT や TRANSPORT.TXT トレース・ファイルに印刷される場合、パスワード keyword の値は5つの星 (*****) で非表示になります。
コマンド・キーワードが PASSWORD という名前の場合や文字列 PASSWORD で終わる場合、キーワードの値は非表示になります。
コマンド・キーワードの名前が MASTER の場合、キーワードの値は非表示になります。
以下のコマンド・キーワードの場合、パスワードのコンポーネントが非表示になります。
- SIGNER ( 名前:パスワード )
- KEYSTORE ( 名前:パスワード )
- RECEIVER ( 名前:パスワード )
- RECIPIENT ( 名前:パスワード )
トレース・ファイルにパスワードを表示するには、trace.passwords=*yesプロパティをmanager.propertiesファイルに追加します。
コマンドで送信されたフィールド情報を表示するには、trace.fields=*yesプロパティをmanager.propertiesファイルに追加します。
各JSMクライアントにはさまざまなコマンド機能があります。
RPG コマンド |
3.1.5 JSMX_COMMAND |
RDML コマンド |
3.2.2 JSM_COMMAND |
RDMLX コマンド |
3.3.3 JSMX_COMMAND |
JSMDirect ファンクションが同じプログラム内の複数のサービスにアクセスする必要がある場合、複数の JSM 接続を使用することをお勧めします。
1つのJSM接続が、別のサービスをアンロードおよびロードして複数のサービスを連続して使用できます。
JSM OPEN |
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SERVICE_LOAD SERVICE(サービス名1) |
指定したサービス・プログラムをロードする |
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ユーザー定義コマンド |
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SERVICE_UNLOAD |
サービスをアンロードする |
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SERVICE_LOAD SERVICE(サービス名2) |
指定したサービス・プログラムをロードする |
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ユーザー定義コマンド |
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|
SERVICE_UNLOAD |
サービスをアンロードする(任意) |
JSM CLOSE |
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JSMStorageオブジェクトがJSM OPENとJSM CLOSE間で持続するため、サービス名1はオブジェクトをJSMStorageオブジェクトに入れ、サービス名2は保存されたそのオブジェクトを取得できます。あるいは、サービス間で共有できるファイルに情報を書き込むこともできます。